“誅戮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうりく77.8%
ちゆうりく11.1%
ちうりく7.4%
チユウリク3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしまた、光秀を誅戮ちゅうりくして信長のとむらい合戦を果し、義を天下に唱えんか、天下はおのずから秀吉の手に傾いて来ないわけにゆかない。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もし私にも御嫌疑被為在候へば、何等の弁解も不仕候間、すみやかに私御召捕おめしとりに相成、私一人誅戮ちゆうりく被為遊あそばされ、他之者は不残のこらず御赦免之御処置相願度あひねがひたく奉存候。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
仮令たとひ此状に不審ありとも一向宗の輩は和泉守に力を合せ兄淡路守をひ侍りしこと隠れもなし、されば檜垣の衆とても必定ひつぢやうかたきにて侍るものを早や/\誅戮ちうりくを加へてべとて
先ニハ、捕ヘ奉レトノ沙汰、再三ニオヨブモ向後ニオイテハ、スベカラク、誅戮チユウリクシ奉ルモ、カマヒナシ
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)