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不残
ふりがな文庫
“不残”のいろいろな読み方と例文
旧字:
不殘
読み方
割合
のこらず
77.8%
みんな
11.1%
すっかり
5.6%
そっくり
5.6%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のこらず
(逆引き)
病院に
入切
(
はいりきり
)
で居ながら、いつの
何時
(
なんどき
)
には、姉さんが誰と話をしたッて事、
不残
(
のこらず
)
旦那様御存じなの、もう
思召
(
おぼしめし
)
ったらないんですからね。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
不残(のこらず)の例文をもっと
(14作品)
見る
みんな
(逆引き)
なあ甲助、どうせ養子をするほども無い
財産
(
しんだい
)
だから、
嚊
(
かかあ
)
が勧める嚊の甥なんぞの気心も知れねえ
奴
(
やつ
)
を入れるよりは、
怜悧
(
りこう
)
で
天賦
(
たち
)
の
良
(
い
)
いあの源三におらが
有
(
も
)
ったものは
不残
(
みんな
)
遣
(
や
)
るつもりだ。
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
不残(みんな)の例文をもっと
(2作品)
見る
すっかり
(逆引き)
夫
(
それ
)
は大変だが巡「はい手も無く捕縛して仕舞いました夫に彼れ全く逃れぬ所を見てか
不残
(
すっかり
)
白状して仕舞いました警「や、や藻西が白状したとな」
血の文字
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
不残(すっかり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
そっくり
(逆引き)
拵えて行ったものなどを
不残
(
そっくり
)
亡
(
な
)
くして、旅費と当分の小遣にも足りぬくらいの金を、
少
(
すこし
)
ばかりの家財を売払って持って来た姉は、まだ乳離れのせぬ
小
(
ちいさ
)
い方の男の子を
膝
(
ひざ
)
にのせて
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
不残(そっくり)の例文をもっと
(1作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
“不残”で始まる語句
不残真紅
検索の候補
不残真紅
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黒岩涙香
泉鏡花
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アントン・チェーホフ
徳田秋声
泉鏡太郎
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森鴎外