“誅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅう72.4%
ちゆう12.1%
ちう8.6%
1.7%
ばつ1.7%
チュウ1.7%
チユウ1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のみならず、式家の長子広嗣はその妻を元昉に犯され、激怒のあまり反乱を起してちゅうせられ、その一族に朝敵の汚名すらもこうむっていた。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
声をつらね筆をそろへて一斉いつせいに之を讒謗ざんばう攻撃していはく「軍国多事のげきに乗じて此事をなすづ売国の奸賊をちゆうして征露軍門の血祭ちまつりせざるべからず——」
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「皆死んだよ。城中の男女數百人をやぐらに置いてみづから火をかけ、黨類三十餘人はちうせられて首を京師に送つた——とある」
宰予さいよ昼寝ひるいぬ。子曰く、朽木きゅうぼくるべからざるなり。糞土のかきるべからざるなり。予に於て何ぞめんやと。子曰く、始め吾の人に於けるや、其の言を聴きて其の行を信ぜり。
論語物語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
「その者にばつを加えるがよかろう。」
織成 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
ソレ臣ノネガウトコロ、唯誓ッテ反国ノ逆ヲチュウシ、以テ先帝ノ遺詔イシヨウニコタエ、世々ノ大道ヲ明ラカニセンノミ。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ミナ御小姓衆ニ仰セテ、チユウサセラレ候。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)