“ちゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:チユウ
語句割合
28.6%
20.0%
8.6%
5.7%
智勇5.7%
5.7%
5.7%
知友5.7%
2.9%
2.9%
痴遊2.9%
知勇2.9%
2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
口より身体までを両断せしに、狼児らうじ狼狽らうばいしてことごと遁失にげうせ、又或時は幼時かつて講読したりし、十八史略しりやくちゆうの事実、即ち
母となる (新字旧仮名) / 福田英子(著)
この年萬治三年に入つては、更に細川越中守、稻葉能登守、中川佐渡守の領地で、天主教徒を捕へてちゆうしてをります。
何やら口の中で言つて、つい上げた瞳が、乳母のお元の瞳とちゆうに會ひました。
しよりえてよみしに、○塔不剌たふふらとありてちゆうに○ねぎさんしよ○油○ひしほいりつけあとよりあひる或は雞○をいれ、慢火ぬるひにて養熟しあげるとあり。
「やっぱり、うわさはまことでございましたか。それで、さだめし家康いえやすさまもご安心でございましょう。けれど伊那丸や家来のふたりも、なかなか智勇ちゆうのある者とききましたが、どうしてそんなに、たやすく捕まってしまったのでしょう?」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
米廩敷地の内の一処に電燈会社拠りて立ち、天にちゆうする烟突をそびえしめて黒烟を揚ぐ。本所側にありては電燈会社対岸の下に当りて東に入るの小渠あり。御蔵橋みくらばしこれに架りて陸軍倉庫の構内に入る。
水の東京 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)
三角なり街燈がいたうの鉄の支ちゆうによろけかかつて腰をつき
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
開卷第一かいかんだいゝちに、孤獨幽棲こどくゆうせい一少年いつしようねん紹介しようかいし、その冷笑れいしようその怯懦きようだうつし、さらすゝんでその昏迷こんめいゑがく。襤褸らんるまとひたる一大學生いつだいがくせい大道だいどうひろしとるきながら知友ちゆう手前てまへかくれするだんしめす。
罪と罰(内田不知庵訳) (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
ちゆうむかむか
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
しゆをかばふちゆうゆう
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
通し物は逸早いちはやく満枝が好きに計ひて、少頃しばしことば無き二人が中に置れたる莨盆たばこぼんは子細らしう一ちゆう百和香ひやつかこうくゆらせぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
それと、もひとりその頃の著名人として伊藤痴遊ちゆうの家が、ぼくの家から広い三叉路をへだてた向い側にあった。
「其内、近藤勇と云ふ者は、知勇ちゆう兼備かねそなはり、何事を掛合に及候ても無滞とゞこほりなく返答致し候者の由」
〔譯〕象山しようざんの、宇宙うちうないの事は皆おの分内ぶんないの事は、れ男子擔當たんたうの志かくの如きを謂ふなり。陳澔ちんかう此を引いて射義しやぎちゆうす、きはめてなり。