“分内”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶない50.0%
ぶんない50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ご承知のとおりこの十津川は、分内ぶないこそ狭くはございまするが、四方嶮岨でございまして、十里二十里のその中へは、鳥さえけがたしと云われおりまする。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
〔譯〕象山しようざんの、宇宙うちうないの事は皆おの分内ぶんないの事は、れ男子擔當たんたうの志かくの如きを謂ふなり。陳澔ちんかう此を引いて射義しやぎちゆうす、きはめてなり。