“註”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちう68.9%
ちゅう26.7%
あつら2.2%
ちゆう2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
店の奧から我慢のならぬちうを入れたのは、年上らしい女房のお秋でした。これは頑強で、眞つ黒で、牝牛めうしのやうな感じの女です。
朱子しゅしちゅうって論語を講釈するのを聞いたより外、なんの智識もないのだが、頭の好い人なので、これを読んだ後に内々ないない自らかえりみて見た。
かのように (新字新仮名) / 森鴎外(著)
葉子は手提てさげのなかから、ペンとノオトの紙片かみきれを取り出して、三四品あつらえの料理を書いて女中に渡した。
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
〔譯〕象山しようざんの、宇宙うちうないの事は皆おの分内ぶんないの事は、れ男子擔當たんたうの志かくの如きを謂ふなり。陳澔ちんかう此を引いて射義しやぎちゆうす、きはめてなり。