“割註”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
わりちゅう50.0%
わりちう25.0%
わりちゆう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と筆太く記して、その頭へ小さく「仙台大手御門前」と割註わりちゅうがしてある。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
義雄は、遠藤によつて一座の人々に紹介されてから、渠に「道會議員遠藤長之助氏の」と割註わりちうした「膽振日高觀」を渡し、猪口ちよくを手にし出す。すると、鹿爪らしいのが先づ挨拶にやつて來て
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
木版本もくはんぼんで、おほきな字の本文の間に、また割註わりちゆうが澤山してあるが、薄ツぺらなのだから、き讀めた。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)