トップ
>
割愛
ふりがな文庫
“割愛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かつあい
90.0%
かつあひ
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつあい
(逆引き)
「焼芋を食うも
蛇足
(
だそく
)
だ、
割愛
(
かつあい
)
しよう」とついにこの句も
抹殺
(
まっさつ
)
する。「香一炷もあまり
唐突
(
とうとつ
)
だから
已
(
や
)
めろ」と惜気もなく
筆誅
(
ひっちゅう
)
する。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
どうぞあなたの貴重な時間の十五分間をわたくしに御
割愛
(
かつあい
)
なさって下さいまし。ちょうど夫は取引用で旅行いたしまして、五六日たたなくては帰りません。
田舎
(新字新仮名)
/
マルセル・プレヴォー
(著)
割愛(かつあい)の例文をもっと
(9作品)
見る
かつあひ
(逆引き)
しかし五円だけ
割愛
(
かつあひ
)
することには、格別異存も持たなかつた。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
割愛(かつあひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“割愛”の意味
《名詞》
割愛(かつあい)
惜しみながらも手放すこと。諦め、譲ること。
(特に官公庁から)人材や資源を手放したり融通したりすること。
(仏教)愛着を断ち切ること。
(近年の用法)省略。
《動詞》
割愛する
惜しみながらも手放す。諦め、譲る。
(特に官公庁から)人材や資源を手放したり融通したりする。
(近年の用法)省略する。
(出典:Wiktionary)
割
常用漢字
小6
部首:⼑
12画
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
“割”で始まる語句
割
割烹
割合
割拠
割籠
割箸
割符
割下水
割前
割烹着
“割愛”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
小出楢重
佐々木邦
夏目漱石
吉川英治
寺田寅彦
芥川竜之介
野村胡堂