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抹殺
ふりがな文庫
“抹殺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まっさつ
96.0%
まつさつ
4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まっさつ
(逆引き)
試みにこれらのへんな句やいやな句を
抹殺
(
まっさつ
)
してそれを美しいやさしいさびしおりにみちた句ばかりに作り変えることができたとする。
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
室町幕府の
抹殺
(
まっさつ
)
は、密雲にとざされていた天に、
突
(
とつ
)
として、青空の肌の一部が、穴のあいたように見えはじめたともいえるものだった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
抹殺(まっさつ)の例文をもっと
(48作品)
見る
まつさつ
(逆引き)
結局
(
けつきよく
)
麻雀界
(
マアジヤンかい
)
から
抹殺
(
まつさつ
)
されるに
到
(
いた
)
つたなどは
甚
(
はなは
)
だ
殷鑑
(
ゐんかん
)
遠
(
とほ
)
からざるものとして、その
心根
(
こゝろね
)
の
哀
(
あは
)
れさ、
僕
(
ぼく
)
は
敢
(
あ
)
へて
憎
(
にく
)
む
氣
(
き
)
にさへならない。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
文化三年十一月六日とした本は手入の
迹
(
あと
)
の少い本である。他の一本は此年月日を書してこれを
抹殺
(
まつさつ
)
し、
傍
(
かたはら
)
に寛政八年十一月六日と書してある。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
抹殺(まつさつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“抹殺”の意味
《名詞》
抹殺(まっさつ)
(原義)竹簡に書かれた文字などを削り落とす。
文字をすっかり消す。抹消する。
殺す。殺害する。
事実や存在をなかったことにする。
(出典:Wiktionary)
抹
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“抹殺”で始まる語句
抹殺線
検索の候補
抹殺線
血滴抹殺線
“抹殺”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
ロマン・ロラン
下村湖人
フランツ・カフカ
南部修太郎
吉川英治
三木清
中島敦
夏目漱石
国木田独歩