“殷鑑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんかん91.7%
ゐんかん8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と笑うて、技師はこれを機会(きっかけ)に、殷鑑(いんかん)遠からず、と少しく窘(すく)んで、浮足の靴ポカポカ、ばらばらと乱れた露店の暗い方を。……
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
父母在(いま)しても、いまさなくても、幼き身で無断に遠く遊んで悪いことは、昨今の自分の身がかえって殷鑑(いんかん)だと思いました。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
結局(けつきよく)麻雀界(マアジヤンかい)から抹殺(まつさつ)されるに到(いた)つたなどは甚(はなは)だ殷鑑(ゐんかん)遠(とほ)からざるものとして、その心根(こゝろね)の哀(あは)れさ、僕(ぼく)は敢(あ)へて憎(にく)む氣(き)にさへならない。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)