“いんかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
殷鑑78.6%
印鑑14.3%
殷鑒7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父母いましても、いまさなくても、幼き身で無断に遠く遊んで悪いことは、昨今の自分の身がかえって殷鑑いんかんだと思いました。
大菩薩峠:28 Oceanの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「おかえりなさいまし」お内儀かみのおつまは、夫の手から、印鑑いんかん書付かきつけの入った小さい折鞄おりかばんをうけとると、仏壇ぶつだんの前へ載せ、それから着換きがえの羽織を衣桁いこうから取って
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
殷鑒いんかん遠からず、現に嘉吉元年将軍義教よしのりは、重臣赤松満祐みつすけしいされて居るのである。
応仁の乱 (新字新仮名) / 菊池寛(著)