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弑
ふりがな文庫
“弑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しい
91.4%
ころ
2.9%
し
2.9%
シイ
2.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しい
(逆引き)
とあるのは人口に
膾炙
(
かいしゃ
)
した詩句で、秦始皇を
弑
(
しい
)
そうとして壮士
荊軻
(
けいか
)
が
燕
(
えん
)
の太子の燕丹に易水のほとりで分れた事蹟を咏じたのである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
弑(しい)の例文をもっと
(32作品)
見る
ころ
(逆引き)
この
漢
(
おとこ
)
は、松永
弾正
(
だんじょう
)
久秀という者で、もはやよい年でござるが、生涯、人にはできないことを三つなしとげておる。——第一は、足利
公方
(
くぼう
)
の
光源院
(
こうげんいん
)
殿を
弑
(
ころ
)
した。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
弑(ころ)の例文をもっと
(1作品)
見る
し
(逆引き)
...
臣
(
しん
)
を
以
(
もつ
)
て
君
(
きみ
)
を
弑
(
し
)
す、
仁
(
じん
)
と
謂
(
い
)
ふ
可
(
べ
)
けんや』と。
(三〇)
左右
(
さいう
)
(三一)
之
(
これ
)
を
兵
(
へい
)
せんと
欲
(
ほつ
)
す。
(三二)
太公
(
たいこう
)
曰
(
いは
)
く、『
此
(
こ
)
れ
義人
(
ぎじん
)
也
(
なり
)
』と。
扶
(
たす
)
けて
去
(
さ
)
らしむ。
武王
(
ぶわう
)
已
(
すで
)
に
殷
(
いん
)
の
亂
(
らん
)
を
平
(
たひら
)
げ、
天下
(
てんか
)
、
周
(
しう
)
を
(三三)
宗
(
そう
)
とす。
国訳史記列伝:01 伯夷列伝第一
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
弑(し)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
シイ
(逆引き)
君ヲ
弑
(
シイ
)
シ、国ヲ亡ボス
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
弑(シイ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“弑”の意味
《動詞》
弑(シイ)する
臣下が主君、雇い人が雇い主、子が親を殺す等、倫理に反した殺人をおこなうこと。主に漢籍の訓読時に用いる。
(出典:Wiktionary)
弑
漢検1級
部首:⼷
12画
“弑”を含む語句
弑逆
弑虐
弑虐人
弑虐者
“弑”のふりがなが多い著者
司馬遷
亀井勝一郎
南方熊楠
橘外男
中島敦
新渡戸稲造
国枝史郎
高浜虚子
幸田露伴
吉川英治