“弑”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しい91.4%
ころ2.9%
2.9%
シイ2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とあるのは人口に膾炙かいしゃした詩句で、秦始皇をしいそうとして壮士荊軻けいかえんの太子の燕丹に易水のほとりで分れた事蹟を咏じたのである。
俳句はかく解しかく味う (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
このおとこは、松永弾正だんじょう久秀という者で、もはやよい年でござるが、生涯、人にはできないことを三つなしとげておる。——第一は、足利公方くぼう光源院こうげんいん殿をころした。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
... しんもつきみす、じんけんや』と。(三〇)左右さいう(三一)これへいせんとほつす。(三二)太公たいこういはく、『義人ぎじんなり』と。たすけてらしむ。武王ぶわうすでいんらんたひらげ、天下てんかしう(三三)そうとす。
君ヲシイシ、国ヲ亡ボス
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)