“義人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎじん72.7%
ただしきひと9.1%
たゞしきひと9.1%
よしと9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あなたはトルストイの名を其様そんなに軽いやすっぽいものに思ってお出なのでしょう乎。「吾未だ義人ぎじんすえの物乞いあるくを見し事なし」
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
義人ただしきひとの果は生命の樹なり——私は二十年來この信仰だけは捨てずに、この寒い北の島國を彷徨し𢌞つたのである。
雪をんな(二) (旧字旧仮名) / 葛西善蔵(著)
義人たゞしきひと生命いのちなり——そんなら私は義人たゞしきひとでは無いのか?
雪をんな (旧字旧仮名) / 葛西善蔵(著)
江木衷えぎちゅう、奥田義人よしと土方寧ひじかたやすし、岡村輝彦、穂積八束やつかの諸博士を始め、松野貞一郎君、伊藤悌次ていじ君、中橋徳五郎君等法学院派の法律家十一名の名をもって「法典実施延期意見」なるものが発表せられた。
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)