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『雪をんな』
ふりがな文庫
『
雪をんな
(
ゆきおんな
)
』
『では誰か、雪をんなをほんとに見た者はあるか?』 いゝや、誰もない。しかし、 『私とこの父さんは、山からの歸りに、橋向うの松原でたしかに見た。』 『そんなら私とこの祖父さんなんか、幾度も/\見てる。』 『いや私とこのお祖母さんは、この間の晩 …
著者
葛西善蔵
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「處女文壇 第一卷三號」1917(大正6)年7月1日
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
眞實
(
しん
)
父
(
とつ
)
果
(
み
)
義人
(
たゞしきひと
)
瞬
(
またゝ
)
主家
(
おもや
)
前
(
さき
)
寢室
(
ねま
)
居
(
を
)
降
(
くだ
)
窓外
(
まどそと
)
離家
(
はなれ
)
蓆上
(
むしろうへ
)
生命
(
いのち
)
涯
(
はて
)
樹
(
き
)
月
(
つき
)
側
(
そば
)