“蓆上”の読み方と例文
読み方割合
むしろうへ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてまた私の心は弱々しく、また深く、惱んだ。そして私は、いつも妻が氣が附いて迎ひに來るまで、しつとりと夜露に濡れた地面の蓆上むしろうへに身を投げてゐるのであつた。
雪をんな (旧字旧仮名) / 葛西善蔵(著)