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蓆囲
ふりがな文庫
“蓆囲”の読み方と例文
読み方
割合
むしろがこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしろがこ
(逆引き)
二人は肩を並べながら、ゆつくり其処まで歩いて行つた。しかし
蓆囲
(
むしろがこ
)
ひの内には、唯鶏の匂のする、
朧
(
おぼろ
)
げな光と影ばかりがあつた。
秋
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
型の通りな鯨幕が一文字に張ってある
側
(
わき
)
には、
小屋主
(
こやぬし
)
の楽屋らしい
蓆囲
(
むしろがこ
)
いが見え、その前には一本の棒杭を打って、新木の尺板に墨黒々と
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
小学時代に、夏が来ると
南磧
(
みなみがわら
)
に納涼場が開かれて、河原の砂原に
葦簾張
(
よしずば
)
りの氷店や売店が並び、また
蓆囲
(
むしろがこ
)
いの見世物小屋がその間に高くそびえていた。
涼味数題
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
蓆囲(むしろがこ)の例文をもっと
(8作品)
見る
蓆
漢検1級
部首:⾋
13画
囲
常用漢字
小5
部首:⼞
7画
“蓆”で始まる語句
蓆
蓆張
蓆旗
蓆戸
蓆掛
蓆機
蓆売
蓆敷
蓆巻
蓆帆
“蓆囲”のふりがなが多い著者
柳田国男
吉川英治
正岡子規
寺田寅彦
芥川竜之介