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蓆張
ふりがな文庫
“蓆張”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
むしろば
85.7%
むしろばり
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしろば
(逆引き)
私の
郷国
(
きょうこく
)
筑後の
柳河
(
やなかわ
)
は沖の端の水天宮の
水祭
(
みずまつり
)
には、杉の葉と桜の造花で装飾され、
簾
(
すだれ
)
を巻き
蓆張
(
むしろば
)
りの化粧部屋を取りつけた大きな舟舞台が
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
四条河原の
非人
(
ひにん
)
小屋の間へ、小さな
蓆張
(
むしろば
)
りの
庵
(
いおり
)
を造りまして、そこに始終たった一人、
佗
(
わび
)
しく住んでいたのでございます。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
蓆張(むしろば)の例文をもっと
(6作品)
見る
むしろばり
(逆引き)
若い方は別に煙草も喫みたがらず、腰もかけたがらずに、しきりに馬場の景気、桟敷の幔幕、真黒く波を打つ人出、八幡宮の
旗幟
(
のぼり
)
、小屋がけの
蓆張
(
むしろばり
)
などを、心持よかりそうにながめていました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
蓆張(むしろばり)の例文をもっと
(1作品)
見る
蓆
漢検1級
部首:⾋
13画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“蓆”で始まる語句
蓆
蓆囲
蓆旗
蓆戸
蓆掛
蓆機
蓆売
蓆敷
蓆巻
蓆帆
“蓆張”のふりがなが多い著者
中里介山
北原白秋
芥川竜之介
吉川英治