“柳河”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やながわ70.0%
やながは20.0%
やなかわ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼奴あいつの一身上の事を話すと、優に一篇の哀史が出来上るんだが、要するに彼奴あいつのおやじの林友吉というのは筑後柳河やながわの漁師だった。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
私の郷里柳河やながはは水郷である。さうして静かな廃市の一つである。
水郷柳河 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
私の郷国きょうこく筑後の柳河やなかわは沖の端の水天宮の水祭みずまつりには、杉の葉と桜の造花で装飾され、すだれを巻き蓆張むしろばりの化粧部屋を取りつけた大きな舟舞台が
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)