“やながわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
柳川50.0%
柳河38.9%
八名川5.6%
梁川5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どうだ、福沢ふくざわ、もう一どかんがえなおして役人やくにんになってくれないか。そうすれば、ぼくと柳川やながわは、とてもたすかるんだ。
その他茨城でもホロスケといい、山口県の大島でボロコキといい、筑後の柳河やながわでゴロクソというなどは、いずれも皆同じことであろう。
橋のたもとは例の八ツ橋団子、深川へ渡ると狭い道が右と左、右は六間堀から高橋通り、左は八名川やながわ町、その角に消防最初の古風な火の見やぐらが眼についた。
明治世相百話 (新字新仮名) / 山本笑月(著)
筑後梁川やながわの藩に大石進という者がある。性質愚に近いほどの鈍根どんこんで、試合に出ては必ず負ける。後輩年下の者にさえさんざんに打ち込まれる。そのたびごとに笑われあざけられる。