“役人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やくにん90.9%
アルグアシル3.0%
やくしゃ3.0%
やこねん3.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きみが役人やくにんになったのを、わたしがさんせいするように、きみは、わたしが役人やくにんにならないのをみとめてくれなくっちゃ、いけない。
アレナの向側の入口から、黒衣に白襟を付けた騎馬の役人アルグアシルが二人先頭に立ち、色さまざまの扮装をした人と馬の一団が此方へ進んで来る。
闘牛 (新字新仮名) / 野上豊一郎(著)
近頃、お能の方は旭影あさひかげ、輝くいきおいなさけなや残念なこの狂言は、役人やくしゃも白日の星でござって、やがて日も入り暗夜やみよの始末。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
するとおさん出ろ/\と云うので役人やこねんて庄吉のおべを取ってひきずり出すと、藤屋のとゝま死骸しげえが出たと思いなさませ、さアこれはうさんな寺である、賭博どころではない
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)