“端役人”の読み方と例文
読み方割合
はやくにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
端役人はやくにんまで、半武装で執務していた。諸門に槍兵そうへいを立て、馬寄せには、いつでも出動できる軍兵に、伝令まで付してあった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
目ぼしい家財道具はどしどしと表に運び出しながら、しきりと右往左往している不埒な端役人はやくにん達のその姿でした。