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鈍根
ふりがな文庫
“鈍根”の読み方と例文
読み方
割合
どんこん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんこん
(逆引き)
また
鈍根
(
どんこん
)
の子弟を
恥
(
は
)
じしめて、
小禽
(
しょうきん
)
といえども芸道の秘事を解するにあらずや汝人間に生れながら鳥類にも
劣
(
おと
)
れりと
叱咜
(
しった
)
することしばしばなりき
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
それからその寺で足掛け十六年、わたしが二十六の年まで修業を積みまして、生来
鈍根
(
どんこん
)
の人間もまず一人並の出家になり済ましたのでござります。
くろん坊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
東海坊といふ修驗者は、經文一つ讀めないやうな、無學
鈍根
(
どんこん
)
の男ですが、生得不思議な精神力の持主で、——今日の言葉で言へば、自己
催眠
(
さいみん
)
といふ類のものでせう。
銭形平次捕物控:111 火遁の術
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鈍根(どんこん)の例文をもっと
(11作品)
見る
“鈍根”の意味
《名詞》
鈍根(どんこん)
才知が鈍いこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
鈍
常用漢字
中学
部首:⾦
12画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“鈍”で始まる語句
鈍
鈍色
鈍刀
鈍物
鈍重
鈍々
鈍間
鈍痛
鈍感
鈍器
検索の候補
運鈍根
愚痴鈍根
“鈍根”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
高浜虚子
中島敦
中里介山
谷崎潤一郎
夏目漱石
吉川英治
野村胡堂
岡本綺堂