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鈍器
ふりがな文庫
“鈍器”の読み方と例文
読み方
割合
どんき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんき
(逆引き)
傷は與三郎同録、重い
鈍器
(
どんき
)
で力任せに
毆
(
なぐ
)
つたもので、恐ろしい力を思はせるもの、血汐は顏から肩へ、胸へ、網の目に流れて居ります。
銭形平次捕物控:159 お此お糸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「これは何か
鈍器
(
どんき
)
でやられたもののようですネ。余程重い鈍器ですナ、頭の方よりも、左肩が随分ひどくやられていますよ。骨がボロボロに砕けています」
ゴールデン・バット事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鈍器
(
どんき
)
で頭を打ち割られた美女の死体は、この上もなく、平次の感じ易い心持を暗くしたのです。
銭形平次捕物控:103 巨盗還る
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
鈍器(どんき)の例文をもっと
(4作品)
見る
“鈍器”の意味
《名詞》
鈍器(どんき)
よく切れないが重い刃物。
刃の付いていない棍棒や木刀など棒状の道具。
(出典:Wiktionary)
“鈍器”の解説
鈍器(どんき、en: blunt instrument)とは、刃は付属していないが固く重みのある金槌や棒などのような器具。多くは凶器として使われる際に言われるため、代替と成りうる物体(家具など)の総称とすることもある。また、鋭利でない刃物も含む。
(出典:Wikipedia)
鈍
常用漢字
中学
部首:⾦
12画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
“鈍”で始まる語句
鈍
鈍色
鈍刀
鈍物
鈍重
鈍々
鈍間
鈍根
鈍痛
鈍感
“鈍器”のふりがなが多い著者
野村胡堂
海野十三