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鈍間
ふりがな文庫
“鈍間”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
のろま
84.6%
とんま
15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
のろま
(逆引き)
で、
鈍間
(
のろま
)
な巡査も思わず身軽について行った。一分半ばかりで、このフランスの探偵は、イギリスの警部と私服の巡査とを仲間に加えた。
青玉の十字架
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
私が想像した通り、鬚が赤くて、眼がビィドロのようで、
鈍間
(
のろま
)
らしい
風付
(
ふうつき
)
であった。みな黒い
笊
(
ざる
)
のような帽子を、
冠
(
かぶ
)
っていた。
戦争雑記
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
鈍間(のろま)の例文をもっと
(11作品)
見る
とんま
(逆引き)
「なに、どこにも見当らないって」その報告をきいた大江山警部は、
鈍間
(
とんま
)
な刑事を
殴
(
なぐ
)
りたおしたい
衝動
(
しょうどう
)
に
駆
(
か
)
られたのを、やっとのことで我慢した。
省線電車の射撃手
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
如何に其猫が鼠を捕りたくても歩く毎に鈴が鳴っては堪らない、之は鼠に自分の居場所を通知しつつ追いに行くのと同一である、如何に
鈍間
(
とんま
)
な鼠でも鈴を着けた猫に捕られるようなことはあるまい
猫と色の嗜好
(新字新仮名)
/
石田孫太郎
(著)
鈍間(とんま)の例文をもっと
(2作品)
見る
鈍
常用漢字
中学
部首:⾦
12画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“鈍”で始まる語句
鈍
鈍色
鈍刀
鈍物
鈍重
鈍々
鈍根
鈍痛
鈍感
鈍器
“鈍間”のふりがなが多い著者
徳永直
ギルバート・キース・チェスタートン
薄田泣菫
蘭郁二郎
佐々木邦
徳田秋声
谷崎潤一郎
室生犀星
海野十三