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鈍重
ふりがな文庫
“鈍重”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どんじゅう
69.2%
どんちよう
23.1%
どんぢう
7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんじゅう
(逆引き)
廊下
(
ろうか
)
が急にさわがしくなった。講義が中休みになったらしい。やがて小川先生がのっそりはいって来て次郎の横に
腰
(
こし
)
をおろし、その
鈍重
(
どんじゅう
)
な眼で、じっとかれの顔を見つめた。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
鈍重(どんじゅう)の例文をもっと
(9作品)
見る
どんちよう
(逆引き)
喜太郎はませた利口な少年で、お早は
鈍重
(
どんちよう
)
で人の良い
醜女
(
しこめ
)
といふ外には言ふべきこともありません。
銭形平次捕物控:185 歩く死骸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鈍重(どんちよう)の例文をもっと
(3作品)
見る
どんぢう
(逆引き)
彼女はいつもの
鈍重
(
どんぢう
)
なぶつきら棒な態度で「お早うございます。」と云つて、新しい環と紐をとり上げて縫ひつゞけた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
鈍重(どんぢう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鈍重”の意味
《名詞》
鈍重(どんじゅう)
動作や性質などが鈍くてのろいこと。
(出典:Wiktionary)
鈍
常用漢字
中学
部首:⾦
12画
重
常用漢字
小3
部首:⾥
9画
“鈍”で始まる語句
鈍
鈍色
鈍刀
鈍物
鈍々
鈍間
鈍根
鈍痛
鈍感
鈍器
“鈍重”のふりがなが多い著者
下村湖人
吉川英治
谷崎潤一郎
野村胡堂
岡本かの子
海野十三
小川未明