鈍重どんちよう)” の例文
喜太郎はませた利口な少年で、お早は鈍重どんちようで人の良い醜女しこめといふ外には言ふべきこともありません。
榮吉は鈍重どんちようらしくはあるが、なか/\確かり者らしく、話の筋もよく通ります。
これ以上は、この鈍重どんちような男の口から、手掛りを引出せさうもありません。