“むしろばり”の漢字の書き方と例文
語句割合
蓆張100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若い方は別に煙草も喫みたがらず、腰もかけたがらずに、しきりに馬場の景気、桟敷の幔幕、真黒く波を打つ人出、八幡宮の旗幟のぼり、小屋がけの蓆張むしろばりなどを、心持よかりそうにながめていました。
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)