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むしろば
ふりがな文庫
“むしろば”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
蓆張
46.2%
筵張
38.5%
莚張
15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蓆張
(逆引き)
四条河原の
非人
(
ひにん
)
小屋の間へ、小さな
蓆張
(
むしろば
)
りの
庵
(
いおり
)
を造りまして、そこに始終たった一人、
佗
(
わび
)
しく住んでいたのでございます。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
むしろば(蓆張)の例文をもっと
(6作品)
見る
筵張
(逆引き)
小屋は八つ山の
崖
(
がけ
)
の上、花時を
除
(
の
)
けると、ひどく閑静な場所ですが、それでも街道から見通しで、
高輪
(
たかなわ
)
からも品川からも足場の良いところ、——そこに
方
(
ほう
)
五間ほどの
筵張
(
むしろば
)
り
銭形平次捕物控:092 金の茶釜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
むしろば(筵張)の例文をもっと
(5作品)
見る
莚張
(逆引き)
火を見た美人連は、せっかく励まされた勇気が一時に
沮喪
(
そそう
)
しました。
莚張
(
むしろば
)
りと幕と板囲いの小屋、火の手は
附木
(
つけぎ
)
を焼くよりも早い、メラメラと天井まで揚る赤い舌。
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
むしろば(莚張)の例文をもっと
(2作品)
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