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筵張
ふりがな文庫
“筵張”の読み方と例文
読み方
割合
むしろば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしろば
(逆引き)
八月なかばの夕日は孤城を囲んだ大軍のように
筵張
(
むしろば
)
りの小屋のうしろまでひた寄せに押し寄せて、すこしの
隙
(
すき
)
もあらば攻め入ろうと狙っているらしく
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
小屋は八つ山の
崖
(
がけ
)
の上、花時を
除
(
の
)
けると、ひどく閑静な場所ですが、それでも街道から見通しで、
高輪
(
たかなわ
)
からも品川からも足場の良いところ、——そこに
方
(
ほう
)
五間ほどの
筵張
(
むしろば
)
り
銭形平次捕物控:092 金の茶釜
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
勿論、丸太に
筵張
(
むしろば
)
りの観世物小屋同様のものであるが、その土地相応に繁昌していたのである。
半七捕物帳:54 唐人飴
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
筵張(むしろば)の例文をもっと
(5作品)
見る
筵
漢検1級
部首:⽵
13画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“筵”で始まる語句
筵
筵席
筵会
筵圍
筵帆
筵掛
筵小屋
筵包
筵囲
筵類
“筵張”のふりがなが多い著者
岡本綺堂
野村胡堂