“沮喪”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そそう88.9%
そさう9.5%
がっかり1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
沮喪そそうせず、妥協せずに、自分自身に最善を尽した生活律を建て得る「自由」と「聡明」の精神を養わせる教育につとめて欲しいと思う。
鏡心灯語 抄 (新字新仮名) / 与謝野晶子(著)
或日、私は、平素いつもより元氣なく私の勉強に取かゝつた。氣力の沮喪そさうが、鋭く感ぜられた失望によつて、たま/\起つたのだつた。
その日は、人の心を腐らせるような、ジメジメと蒸暑い八月上旬のことで、やがて相川も飜訳の仕事を終って、そこへペンを投出ほうりだした頃は、もう沮喪がっかりして了った。
並木 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)