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沮喪
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そさう
ふりがな文庫
“
沮喪
(
そさう
)” の例文
或日、私は、
平素
(
いつも
)
より元氣なく私の勉強に取かゝつた。氣力の
沮喪
(
そさう
)
が、鋭く感ぜられた失望によつて、たま/\起つたのだつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
人の世の言葉や、思想は、
其
(
そ
)
の神秘的、具象的事相の万一をだに
彷彿
(
はうふつ
)
せしめがたき概あるにあらずや。吾れ
之
(
こ
)
れを思うて、幾たびか
躊躇
(
ちうちよ
)
し、幾たびか
沮喪
(
そさう
)
せり。
予が見神の実験
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
みのるはこの録子と一所にゐる間は始終この女の極く世間摺れした心から妙に自分と云ふものを壓し付けられる樣な自分の感情の
沮喪
(
そさう
)
の苦しみがつゞくのであつた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
と云ふのは、その悪評を是認する為に、勇気が
沮喪
(
そさう
)
すると云ふ意味ではなく、それを否認する為に、その後の創作的動機に、反動的なものが加はると云ふ意味である。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
意気
(
いき
)
の
凛然
(
りんぜん
)
たる一行中尤
著
(
いちじ
)
るし、木村君は
初
(
はじ
)
め一行に
向
(
むか
)
つて
大言放語
(
たいげんはうご
)
、利根の
険難
(
けんなん
)
人力の
及
(
およ
)
ぶ所に
非
(
あら
)
ざるを談じ、一行の元気を
沮喪
(
そさう
)
せしめんとしたる人なれ共、
本
(
も
)
と水上村の産にして
体脚
(
たいきやく
)
強健
(
きやふけん
)
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
▼ もっと見る
気不精
(
きぶしやう
)
と
沮喪
(
そさう
)
とより。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
“沮喪”の意味
《名詞》
沮喪(そそう 「阻喪」に「同音の漢字による書きかえ」がなされる)
気力がくじけてすっかり元気を無くすこと。
(出典:Wiktionary)
沮
漢検1級
部首:⽔
8画
喪
常用漢字
中学
部首:⼝
12画
“沮”で始まる語句
沮
沮洳
沮授
沮洳地
沮止
沮鵠
沮絶
沮君之墓