“意気沮喪”の読み方と例文
旧字:意氣沮喪
読み方割合
いきそそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、わたしとしたことが!」若松屋惣七は、お高の前に、一時、意気沮喪いきそそうした自分を見せようとしたことを、恥じているに相違ない。自制を加えて、急にふんわりとした口調だ。
巷説享保図絵 (新字新仮名) / 林不忘(著)
青春空しく逝くを悲しむ。私の廿にじゅう代はこうした苦い空白のうちに過ぎて行ってしまうのでしょうか。しかしお母さん、私が生活に負けていたずらに意気沮喪いきそそうしているとは思わないで下さい。
聖アンデルセン (新字新仮名) / 小山清(著)