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蓆帆
ふりがな文庫
“蓆帆”の読み方と例文
読み方
割合
むしろぼ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むしろぼ
(逆引き)
万畳
(
ばんじょう
)
の雲なす遠山は、対岸の空に
藍
(
あい
)
か紫かの
襞
(
ひだ
)
を曳き、
四川
(
しせん
)
くだりの
蓆帆
(
むしろぼ
)
や近くの白帆は、悠々、世外の物のようである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かなり
巨
(
おお
)
きな船だ。
蓆帆
(
むしろぼ
)
に風が鳴り、揚子江の黄いろい水が、
瑶々
(
ようよう
)
とその
舷
(
ふなべり
)
を洗い、見るまに、手をうち振る江岸の人々も街も小さくうすれ去った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
蓆帆(むしろぼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
蓆
漢検1級
部首:⾋
13画
帆
常用漢字
中学
部首:⼱
6画
“蓆”で始まる語句
蓆
蓆囲
蓆張
蓆旗
蓆戸
蓆掛
蓆機
蓆売
蓆敷
蓆巻