“瑶々”の読み方と例文
旧字:瑤々
読み方割合
ようよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かなりおおきな船だ。蓆帆むしろぼに風が鳴り、揚子江の黄いろい水が、瑶々ようようとそのふなべりを洗い、見るまに、手をうち振る江岸の人々も街も小さくうすれ去った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、その雲鬂花顔うんびんかがんに、一万金の愛想笑あいそえみをこぼして、金簪きんさん瑶々ようようと立って行った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼の冠の上に瑶々ようようとしてかざされていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)