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『涼味数題』
ふりがな文庫
『
涼味数題
(
りょうみすうだい
)
』
涼しさは瞬間の感覚である。持続すれば寒さに変わってしまう。そのせいでもあろうか、暑さや寒さの記憶に比べて涼しさの記憶はどうもいったいに希薄なように思われる。それはとにかく、過去の記憶の中から涼しさの標本を拾い出そうとしても、なかなか容易に思 …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「週刊朝日」1933(昭和8)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約10分(500文字/分)
朗読目安時間
約16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
和歌
(
わか
)
縁
(
えん
)
蟹
(
かに
)
神田
(
かんだ
)
簀
(
す
)
籐
(
とう
)
羈絆
(
きはん
)
脊梁
(
せきりょう
)
臑
(
すね
)
芭蕉
(
ばしょう
)
蓆囲
(
むしろがこ
)
薫風
(
くんぷう
)
藤棚
(
ふじだな
)
蚊帳
(
かや
)
砂利
(
じゃり
)
詮索
(
せんさく
)
軽業
(
かるわざ
)
這
(
は
)
醤油
(
しょうゆ
)
鉢
(
はち
)
銀座
(
ぎんざ
)
鏡川
(
かがみがわ
)
闇
(
やみ
)
風呂
(
ふろ
)
高知
(
こうち
)
残肴
(
ざんこう
)
俳諧
(
はいかい
)
南磧
(
みなみがわら
)
咽喉
(
のど
)
嫌疑
(
けんぎ
)
子
(
こ
)
愛嬌
(
あいきょう
)
提燈
(
ちょうちん
)
桂浜
(
かつらはま
)
横浜
(
よこはま
)
横臥
(
おうが
)
歯朶
(
しだ
)
神戸
(
こうべ
)
毀誉
(
きよ
)
浦
(
うら
)
浴衣
(
ゆかた
)
清冽
(
せいれつ
)
清水
(
しみず
)
滝壺
(
たきつぼ
)
熊本
(
くまもと
)
田舎
(
いなか
)
皿
(
さら
)
真諦
(
しんたい
)
上野
(
うえの
)