“脊梁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せきりょう87.5%
せきりやう6.3%
むね6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして美作境へ向っても、山陽道へ出ても、それから先は、一路出雲まで中国山脈の脊梁せきりょうと聞く、その山波が、誰の旅寝の夢にもあった。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『北日本の脊梁せきりやうの。千秋万古ばんこやまのまに。偉霊の水をたたへたる。田沢のうみの水おちて。鰍瀬川かじかせがはとながれたり』
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
家の脊梁むねの外見によって、どの国に自分がいるかがすぐ決定出来る程である。