トップ
>
残肴
ふりがな文庫
“残肴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざんこう
66.7%
ざんかう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざんこう
(逆引き)
三人が通ったのは、往来に向いた二階の広座敷であったが、前の客の
残肴
(
ざんこう
)
やら鼻紙などが、まだ
掃
(
は
)
きもせず散らかっている。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御奉納も豊かである。何を苦しんで深夜を選んで台所口へ
残肴
(
ざんこう
)
を漁りに出かける必要があろう。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
残肴(ざんこう)の例文をもっと
(4作品)
見る
ざんかう
(逆引き)
(臨時の客は
二宮
(
にぐう
)
の
大饗
(
だいきやう
)
と同日に摂政関白家が、大臣以下の
上達部
(
かんだちめ
)
を招いて催す饗宴で、大饗と別に変りがない。)五位も、外の侍たちにまじつて、その
残肴
(
ざんかう
)
の
相伴
(
しやうばん
)
をした。
芋粥
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
云々今の横綱も
残肴
(
ざんかう
)
の恵によつて育まれた。
相撲の稽古
(新字旧仮名)
/
岡本一平
(著)
残肴(ざんかう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“残肴”の意味
《名詞》
宴席などで食べ残されたさかな。
(出典:Wiktionary)
残
常用漢字
小4
部首:⽍
10画
肴
漢検準1級
部首:⾁
8画
“残肴”で始まる語句
残肴余滴
検索の候補
残余肴
残肴余滴
“残肴”のふりがなが多い著者
岡本一平
中里介山
吉川英治
寺田寅彦
芥川竜之介