残肴ざんかう)” の例文
(臨時の客は二宮にぐう大饗だいきやうと同日に摂政関白家が、大臣以下の上達部かんだちめを招いて催す饗宴で、大饗と別に変りがない。)五位も、外の侍たちにまじつて、その残肴ざんかう相伴しやうばんをした。
芋粥 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
云々今の横綱も残肴ざんかうの恵によつて育まれた。
相撲の稽古 (新字旧仮名) / 岡本一平(著)