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臑
ふりがな文庫
“臑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すね
74.2%
ずね
25.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すね
(逆引き)
彼女は
臑
(
すね
)
も足も露わのまま起ちあがった。そして、自分のこうした思い付きが我ながら子供ッぽく思われて、彼女は思わず微笑んだ。
初雪
(新字新仮名)
/
ギ・ド・モーパッサン
(著)
頬白
(
ほゝじろ
)
か
何
(
なに
)
かゞ
菜種
(
なたね
)
の
花
(
はな
)
や
枯蓬
(
かれよもぎ
)
の
陰
(
かげ
)
の
淺
(
あさ
)
い
雪
(
ゆき
)
に
短
(
みじか
)
い
臑
(
すね
)
を
立
(
た
)
てゝ
見
(
み
)
たいのか
桑
(
くは
)
の
枝
(
えだ
)
をしなやかに
蹴
(
け
)
つて
活溌
(
くわつぱつ
)
に
飛
(
と
)
びおりた。さうして
又
(
また
)
枝
(
えだ
)
に
移
(
うつ
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
臑(すね)の例文をもっと
(23作品)
見る
ずね
(逆引き)
正勝はぱっと身を翻して、鞭をぴしりっと敬二郎の向こう
臑
(
ずね
)
に打ち込んだ。瞬間、敬二郎の投げつけた腰掛けが正勝の肩に当たって落ちた。
恐怖城
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
八「笑かせアがらア、
若大将
(
わかてえしょう
)
に胡麻すりアがって
脊負
(
おんぶ
)
のくせに、
割前
(
わりめえ
)
が出ねえと思って
戯
(
ふざ
)
けアがると向う
臑
(
ずね
)
ぶっ
挫
(
くだ
)
かれねえ用心しやアがれ」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
臑(ずね)の例文をもっと
(8作品)
見る
臑
漢検1級
部首:⾁
18画
ヒトの体に関する漢字
鼻
鼓膜
黒子
鳩尾
髭
髪
首
顔
顎
額
頸
頭
頬
雀斑
関節
踵
踝
足
舌
臍
...
“臑”を含む語句
毛臑
臑当
両臑
痩臑
空臑
向臑
空臑裸足
臑當
臑皿
長臑
“臑”のふりがなが多い著者
邦枝完二
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
ギ・ド・モーパッサン
吉行エイスケ
樋口一葉
二葉亭四迷
三遊亭円朝
作者不詳
小山清
内田魯庵