“神田”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんだ98.9%
しんでん1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神田かんだを歩いてあの数多い書店のたなから棚とあさって歩いて見ても、連句に関する書籍の数は全体の何万分の一にも足りない少数である。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
夜、兄さんは僕を連れて、神田かんだへ行き、大学の制帽と靴とを買ってくれた。僕はその帽子を、かぶって帰った。帰りのバスの中で
正義と微笑 (新字新仮名) / 太宰治(著)
それゆゑにこれ異變いへんがあるたびに、奉幣使ほうへいしつかはして祭祀さいしおこなひ、あるひ神田しんでん寄進きしんし、あるひ位階いかい勳等くんとうすゝめて神慮しんりよなだたてまつるのが、朝廷ちようてい慣例かんれいであつた。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)