“祭祀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいし78.9%
まつり10.5%
サイシ5.3%
マツリ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かねて神祇官時代には最も重要な地位に置かれてあった祭祀さいしの式典すら、彼の来て見たころにはすでに式部寮の所管に移されて
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
両親りょうしんおこたらず、わたくしはかもうでてはなみず手向たむけ、またさいとか、五十にちさいとかもうには、その都度つど神職しんしょくまねいて鄭重ていちょうなお祭祀まつりをしてくださるのでした。
九 秬鬯キョチョウ 祭祀サイシヲ行ウタメノ酒。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「思うても、是非ないこと、何も思わぬ。——が、我聞く、天下ニ仁政ヲ施スモノハ人ノ祭祀マツリタズ——と」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)