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簀
ふりがな文庫
“簀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
す
80.4%
さく
6.5%
ず
4.3%
すのこ
4.3%
あじか
2.2%
き
2.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
す
(逆引き)
塩ブロ、石ブロなどのほかに、小屋がけして石をしきつめ、この石を焼いて水をかけて蒸気をだし、その上に
簀
(
す
)
をしいて蒸気浴をする。
人生三つの愉しみ
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
簀(す)の例文をもっと
(37作品)
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さく
(逆引き)
翌年壬午の秋毅堂は胃癌を患い、
枕
(
まくら
)
に伏すこと三旬あまり、その年の十月五日に
簀
(
さく
)
を
易
(
か
)
えた。享年五十八である。碑文に
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
簀(さく)の例文をもっと
(3作品)
見る
ず
(逆引き)
「どうしたのだらう、ね、下の庭に戸締りも何もしてないぜ。ただよし
簀
(
ず
)
を立て擴げて、細い横木で押さへてあるだけだ。」
泡鳴五部作:02 毒薬を飲む女
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
簀(ず)の例文をもっと
(2作品)
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すのこ
(逆引き)
川崎屋をすこし離れたところの並びの側に空地があって、そこには
簀
(
すのこ
)
につけた
海苔
(
のり
)
を並べて乾してあった。
春心
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
簀(すのこ)の例文をもっと
(2作品)
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あじか
(逆引き)
『言海』にカルコは
簀
(
あじか
)
の種類で軽籠の義なるべく、これをもって物を運ぶゆえに人をもまたカルコといったのだろうとあるが、単にカルイ子とも解せられぬことはない。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
簀(あじか)の例文をもっと
(1作品)
見る
き
(逆引き)
功を一
簀
(
き
)
に
虧
(
か
)
くということがある。親父は堅人に相違ないが、僕と違って、円転滑脱の才が利かない。場合によっては、市※さんと同じように妙な理窟を言いだす。
勝ち運負け運
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
簀(き)の例文をもっと
(1作品)
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簀
漢検1級
部首:⽵
17画
“簀”を含む語句
葭簀張
葮簀張
竹簀
簀巻
簀戸
葦簀張
簀垂
葭簀掛
葭簀越
葭簀
生簀
簀子
葦簀
易簀
簀子縁
簀垣
簀捲
簀掻藁
葭簀垣
竹牀簀
...
“簀”のふりがなが多い著者
山東京山
中勘助
柳田国男
吉川英治
岩野泡鳴
作者不詳
室生犀星
南方熊楠
北原白秋
林不忘