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簀子
ふりがな文庫
“簀子”の読み方と例文
読み方
割合
すのこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すのこ
(逆引き)
問答が朝子の手を洗っている小さい
簀子
(
すのこ
)
の処まで聞え、遂に大平が靴を脱ぎ、入って来た。タオルで手を拭き拭き、朝子は縁側に立って
一本の花
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
呼び出された
女童
(
めのわらわ
)
は、雨の降り込む
簀子
(
すのこ
)
の板敷にしょんぼり立っている男の姿を
闇
(
やみ
)
に
透
(
す
)
かしながら、さも驚いたらしく云った。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
南の
簀子
(
すのこ
)
へ出て、すこし爪さき立ち気味にしてみると、
築地
(
ついじ
)
ごしに岡本ノ宮のあたりが、まるで手にとるやうに見渡される。
春泥:『白鳳』第一部
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
簀子(すのこ)の例文をもっと
(22作品)
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“簀子(すのこ)”の解説
すのこ(簀子、簀の子)は木材や竹材を一定の間隔で角材の上に直角に打ち付けたもの。
外見が似ているが、資材や荷物を移動・運搬する際に使用される木製の台はパレットといい、すのことは別の物である(構造や強度が違う)。
三重県の一部地方では「さな板(いた)」、愛知県などでは「ざら板(いた)」、滋賀県では「みざら」とも呼ばれている。
(出典:Wikipedia)
簀
漢検1級
部首:⽵
17画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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