“簀巻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すまき61.1%
すま38.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
簀巻すまきにして川へほうり込むか、生埋いきうめにして憂目うきめを見せて遣ります、姉さん今にお医者様が来ますから、確かりしてお呉んなさい
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「船ドサンタチガコワイデス、ワタシ袋叩キニサレマス、間違エバ簀巻すまきニシテ海ノ中ヘ投ゲ込マレテシマウデス」
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
同情する! 労働者はほとんどすべてが、罷工ひこうすることのできない地位につき落とされているんだ! あらゆる組織がおれたちを簀巻すまきにしているんだ。
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
……こいつは、加代姫にちょっとよくないことをしたんで、六平たちに簀巻すまきにされて皀莢河岸に沈められた。