『人生三つの愉しみ（じんせいみっつのたのしみ）』
アンタブスという酒が嫌いになる薬の実験者の話が週刊朝日に収録されていたが、効果テキメンというわけにはいかないらしい。すべて中毒というものは、当人に治そうとする意志がないとダメだということは、私自身が経験からそう感じていることであるが、アンタ …
著者坂口安吾
ジャンル文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出「新潮　第四八巻第四号」1951（昭和26）年3月1日
文字種別新字新仮名
読書目安時間約16分（500文字/分）
朗読目安時間約27分（300文字/分）