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生簀
ふりがな文庫
“生簀”の読み方と例文
読み方
割合
いけす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いけす
(逆引き)
歸つてから兄は水汲み、妻は七輪、父親はまた手網を持つて岸近く浮けてある
生簀
(
いけす
)
に釣り溜めておいた魚をすくひに泳ぎ出すのです。
樹木とその葉:33 海辺八月
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
つい今し方まで、
生簀
(
いけす
)
のなかで生きていたなまずが、マナイタの上でぶった切られて、小さく刻まれて、その火の上にかけられている。
いやな感じ
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
お節が
真者
(
ほんもの
)
か替玉か判らねえ以上は、野郎をいくら責めたところで埒は明くめえ。まさか
草鞋
(
わらじ
)
もはくめえから、当分は
生簀
(
いけす
)
に入れて置くのだ。
半七捕物帳:49 大阪屋花鳥
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
生簀(いけす)の例文をもっと
(31作品)
見る
“生簀(生け簀)”の解説
生け簀(いけす)は、漁獲した魚介類を販売や食用に供するまでの間、一時的に飼育するための施設である。いけす、生簀とも表記する。
(出典:Wikipedia)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
簀
漢検1級
部首:⽵
17画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死
“生簀”のふりがなが多い著者
高見順
壺井栄
若山牧水
高浜虚子
泉鏡花
中里介山
岡本綺堂
北大路魯山人
北原白秋
久生十蘭