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葭簀
ふりがな文庫
“葭簀”の読み方と例文
読み方
割合
よしず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしず
(逆引き)
装飾のない室の外は
葭簀
(
よしず
)
の
日避
(
ひよけ
)
をした
外縁
(
ヴエランダ
)
になつてゐて、広々した海湾の景色は寝台の上に
横
(
よこた
)
はりながら
一目
(
ひとめ
)
に
見晴
(
みはら
)
すことが出来る。
海洋の旅
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
夜になるとよくこの辺の売笑婦たちが集まってくる茶めし屋の
葭簀
(
よしず
)
囲い。お
厩
(
うまや
)
河岸にはこれが多い。——市十郎はそこへ連れこまれ
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
葭簀
(
よしず
)
を出る、と入違いに境界の柵の
弛
(
ゆる
)
んだ
鋼線
(
はりがね
)
を
跨
(
また
)
ぐ時、
莨
(
たばこ
)
を
勢
(
いきおい
)
よく、ポンと投げて、裏つきの
破
(
やぶれ
)
足袋、ずしッと草を踏んだ。
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
葭簀(よしず)の例文をもっと
(87作品)
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“葭簀(すだれ)”の解説
すだれ(簀垂れ、簾)は、竹や葦などを編んで部屋の仕切りあるいは日よけのために吊り下げて用いるもの。特に葦(ヨシ - アシの忌み言葉)を素材として編まれたものを「葦簀(葭簀、よしず)」という。
(出典:Wikipedia)
葭
漢検1級
部首:⾋
12画
簀
漢検1級
部首:⽵
17画
“葭簀”の関連語
簾
御簾
葦簀
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