“厩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うまや95.6%
べや1.0%
まや1.0%
むまや1.0%
うまごや0.5%
ウマヤ0.5%
ムマヤ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜になるとよくこの辺の売笑婦たちが集まってくる茶めし屋の葭簀(よしず)囲い。お厩(うまや)河岸にはこれが多い。——市十郎はそこへ連れこまれ
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一八二一年シャムに往った英国使節クローフォードは、シャム王の白象厩(べや)に二猴をも飼えるを見問うて象の病難除(よけ)のためと知った由。
「此處(ここ)らの馬(うま)だつて見(み)ろえ、博勞節(ばくらうぶし)門(かど)ツ先(つあき)でやつたつ位(くれえ)厩(まや)ん中(なか)で畜生(ちきしやう)身體(からだ)ゆさぶつて大騷(おほさわ)ぎだな」彼(かれ)は獨(ひと)りで酒席(しゆせき)を賑(にぎは)した。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
人も又久しくちゞめたる足をのばさせんとて厩(むまや)をひきいだせばよろこびてはねあがりなどするを、胴縄(どうなは)ばかりの躶馬(はだかうま)に跨(またが)り雪消の所にはしらす。
鎮守、神棚、仏檀、門戸、入口、竈(かまど)、雪隠、土蔵、井戸、築山、泉水、茶室、納屋、隠居所、風呂、牛部屋、厩(うまごや)、窓口、裏口等、いずれも建方据え方に、秘伝があってむずかしい。
天主閣の音 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
厩(ウマヤ)よりもまだ汚い小屋へ這入つてヨ、乞食をして暮らす樣子が眼に見えて來ようぢやないか。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
カダル孫(マゴ)にも嫁(よめ)にも皆死なれデ、村役場ガラ米(コメコ)だの錢(ジエンコ)だの貰(もら)て、厩(ムマヤ)よりも又(マダ)汚(きたね)エ小舍(コヤコ)サ這入(ハエ)テセ、乞食(ホエド)して暮らす風(ふ)ア眼(マナグ)サ見(メ)デ來るデバ。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)