“まや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
摩耶75.0%
10.0%
馬屋10.0%
眞屋5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「道誉。事にわかだが、御辺はここを脱けて、近江へ帰ってくれまいか。摩耶まやの裏を越えて、丹波へ出れば、敵にも出会うまい」
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ほかには母屋を離れて立腐れになりたる破れまや、屋根の端の斜に地に着きて倒れつぶれたる細長き穀倉などの見ゆるのみの荒廃さ加減は、恐らくは怨霊おんりょう屋敷なんど呼ばれて人住まずなった月日が
雪たたき (新字新仮名) / 幸田露伴(著)