“御厩河岸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おうまやがし50.0%
おんまやがし40.0%
おうまやかし10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「御厩河岸(おうまやがし)から、石原へ行つたに違ひない、が、金と女を積んで、御船手や橋番の眼を潜るのは厄介だから、多分上手へ漕ぎだしたらう」
それから駈け足で二、三軒まわって途中で午飯(ひるめし)を食って、御厩河岸(おんまやがし)の渡(わたし)に来たのは、八ツ(午後二時)少し前であった。
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それと同じやうに御厩河岸(おうまやかし)の渡(わた)し鎧(よろひ)の渡(わたし)を始めとして市中諸所の渡場(わたしば)は、明治の初年架橋工事(かけうこうじ)の竣成(しゆんせい)と共(とも)にいづれも跡を絶ち今は只(たゞ)浮世絵によつて当時の光景を窺(うかゞ)ふばかりである。
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)